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土地登記に必要な書類

2013/04/02 1:01:15

テーマ: 土地登記

土地について権利を主張するためには、法務局で登記簿に記載することによって公示することが重要です。この登記簿に記載することを一般的に登記と呼び、不動産登記や商業登記、船舶登記等があります。単に登記と呼ぶ時には不動産登記を指すことが一般的で、不動産には土地・建物に分かれています。

例えば売買契約によって不動産の所有権を得たとしても登記を怠ると権利を主張出来ないことにもなりかねません。
ですから、不動産登記が必要な場合は速やかに登記を行うことが必要です。

不動産登記を見てみると、土地と建物に分かれていることが良くあります。
土地の所有者が土地を貸しており建物の所有者と土地の所有者が異なることはよくあります。そこで、建物の場合と土地の場合で必要な書類が異なってくるのです。

土地登記にはいくつかあり、土地地目変更登記、土地分筆登記、土地地積更正登記、土地合筆登記等があります。
土地地目変更登記では土地の用途や使用目的が変更した場合に登記簿の地目を変更する手続きです。登記が農地の場合には農地法により農地転用許可書が必要となります。また、登記申請委任状が必要な書類となります。

土地分筆登記とは土地の一部を分割して売買するときに行われる登記ですが、必要な書類は登記申請委任状、隣地土地所有者と土地境界を確認したことを証する書面、道路境界確定証明書、地積測量図 が必要になります。このほか相続が関係する場合には他の書類も必要となります。

土地地積更正登記とは実際に測量した土地と登記簿の土地が異なる場合に行う手続きで、登記簿に正しい事実を反映させるために行う登記です。こちらに必要な書類は登記申請委任状、隣地土地所有者と土地境界を確認したことを証する書面、道路境界確定証明書、地積測量図が必要となります。

土地合筆登記とは、2つ以上の登記簿を一つにすることで一般的には地番が複雑で管理・整理する時に行われます。合筆が禁止されている条件では行うことができません。この登記に必要な書類は登記済権利証、印鑑証明書、委人情となります。

土地登記の申請内容によっては他にも必要な書類が出ることもありますから、専門の方に相談して書類を確認するのが良いでしょう。