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土地登記済みのトラブルについて

2013/03/11 1:03:15

テーマ: 土地登記

土地境界トラブルは土地登記が行われていればトラブルは起きないものでしょうか?
実は登記が行われていてもトラブルが発生していることがあるようです。
登記をしっかり行っていれば防げるトラブルは沢山ありますが、後になってから必要な書類がコピーのため問題となってしまったり、紛失してしまったためにラブルになってしまったりということがあるようです。

土地の権利証など重要な書類は保管しておくこととなっていても、例えば火災や災害等によって重要書類が消失することがあり得ます。
近隣とのトラブルがあったり、相続でトラブルがあったりすれば、登記済みの土地であっても紛争が起きてしまうことがあるのです。

権利証は正式には登記済証といいますが、権利証が不正使用されてトラブルにあうのではないかということも考えられます。
実は権利証だけ紛失してしまっても不正使用されることはあまり考えられません。
権利証だけでは悪用することは難しくなっています。
もし不正利用されることがあり得るとしたら、実印や印鑑登録証も同じく紛失してまったときだと思われます。

もし権利証(登記済証)と一緒に実印や印鑑登録証も紛失してしまった場合には、速やかに地域の役場へ連絡をして印鑑証明書の発行をさしとめ、改印するか印鑑登録廃止手続きをしましょう。そして、警察へは紛失届をだし、法務局で登記事項の確認を行いましょう。
また、法務局にはトラブル防止のために紛失について連絡を行いましょう。